MarvelEX施工コンテスト2025 -結果発表-
MarvelEX 施工コンテストに多数のご応募をいただきまして、誠にありがとうございます。
全国から167作品をご応募をいただきました。
この度、受賞作品が決定しましたのでご案内いたします。
部門紹介
| 最優秀賞 | 全作品中1作品 |
|---|---|
| ウリンデッキのあるお庭の風景賞 住居部門 | 金賞 銀賞 |
| ウリンデッキのあるお庭の風景賞 非住居部門 | 金賞 銀賞 |
| ウリンフェンスのあるお庭の風景賞 | 金賞 銀賞 |
| MarvelEX®賞 | 金賞 銀賞(該当なし) |
| SDGs理材活用®賞 | 金賞 銀賞 |
| スモールデッキ賞 | 金賞 銀賞 |
| サステナブル賞 | 金賞 銀賞 |
| ファーミング賞 | 金賞(該当なし) 銀賞 |
| 審査員奨励賞 | 3作品 |
| アイデア賞 | 2作品 |
| ウリン維新賞 | 対象なし |
| 最多応募施工店賞 | 施工店様1店舗 |
東京都
旭化成ホームズコンストラクション 株式会社 様
コメント:
現地は住宅地に位置している。超高気密の一戸建て賃貸/木造住宅に付帯するガーデンの提案事例である。室内外にわたって可能な限り天然素材を採用し、駐車場やアプローチなどを含めて雨水の地中への還元循環を意識した。
敷地外周にはウリン材の横格子(4㎜隙間)H2000ハイフェンスを採用し、ある程度の防犯性やプライバシーを実現した。玄関ステップ・ポーチをも兼ねたウリン材のオリジナルパーゴラは、千鳥ステップで計画し通行時の左右に緑域を確保し、エントランス門袖も付属している。
また、床には防蟻処理メンテナンス用の点検口ハッチも現地造作した。
プロムナードの動的流動と、テラス部分の静的滞留を感じてほしい。
ウリン材を主体として植栽計画や地盤高・造成技術を多用して世田谷の原風景を思ひ心地良い空間を共創した。
ウリンデッキのあるお庭の風景賞 住居部門
広島県
株式会社 サン・エクステリア 様
コメント:
経年劣化ではなく、経年変化を楽しめる素材に魅力を感じ、採用いたしました。
「工事完了が完成のピークではなく、時間の経過とともに味わいが深まっていく」
そんな空間づくりを目指しています。
今回の工事コンセプトは、“自分たちだけのプライベート空間”。
外からの視線を遮るため、板の隙間を裏表でずらして張る工夫を施し、
完全な目隠し効果を実現しました。
さらに、リビングから段差のないデッキ設計とすることで、
室内と庭をシームレスにつなぐ心地よいデッキ空間を創出しています。
家の中にいながら、外の風や光を感じられる??
そんな、暮らしを豊かにする空間をデザインしました。
兵庫県
北摂ガーデン 有限会社 様
コメント:
当初、設計士先生からは「木樹脂で見積もりして下さい」との依頼でしたが、棚やベンチ付のデッキを人工木では難しいのと、そもそも価格的にウリン材よりも高いのでウリン材について説明し、施主様共に快諾を頂きました。施工の段階では収まりの兼ね合いで何度も図面書き換えを行いましたが、最終的には施主様に大満足を頂く事が出来ました。材料が天然木で加工が容易だったので、思い通りにデッキを作ることが出来ました。
ウリンデッキのあるお庭の風景賞 非住居部門
三重県
株式会社 東万 様
コメント:
園庭に木製の遊具を作りたいとご相談をいただき、東万のおすすめするウリンを使った滑り台やジャングルジムを造作いたしました。園庭の真ん中には大小の芝生の築山を設け、立体感のある遊び場で園児の皆さんにも喜んで遊んでいただいています。
また、畑や田んぼを作りたいとのことで、そこにもウリン材を使った畑柵、囲いを設置し、自然の素材が散りばめられた素敵な園庭になりました。
大阪府
株式会社 木匠 様
コメント:
枚方家具団地協同組合事務所の建て替えに伴って発生したスペースの有効活用についてのご提案をさせていただきました。
1、枚方家具町のコミュニティ形成の場所づくり
ウッドデッキ部分や舗装部分のスペースを確保し、様々なイベントに対応できるようにする。
移動カフェ、パン屋さんなどの出店、夏祭り、地域住民によるフリーマーケット、青空家具修理教室など、地域との連携を深めるための多彩な活動を行い、密なコミュニケーションをとっていく。
2、組合事務所・テナントの快適アウトドアオフィス空間づくり
コロナ後の外部空間を活かしたオフィスの働き方を提案する。季節のよい時期には外部ウッドデッキでの打合せや商談、従業員のランチタイムや親睦を深めるBBQなどのイベントに活用できる。緑の中で過ごす事は副交感神経を優位にし、仕事の効率化にも良い影響をもたらす。
3、枚方家具町の入口としての“顔”づくり
既存のサクラを残し、さらにサクラを植栽することで『サクラの名所』とする。春にはお花見をし、地域で楽しむことができる。
サクラを中心とした緑のボリュームは国道1号線からも目を引き、「あれ、何だろう?」と話題性も高まる。木構造建築の素材感と自然の緑が、町のコンセプトの表現とリンクする。
ウリンフェンスのあるお庭の風景賞
富山県
グランプガーデン/有限会社 新田建商 様
コメント:
しっかりとプライバシーを守りつつも、ベタッとした壁感を抑えた仕上がりにしたいということで今回ご提案させていただいたルーバーフェンス。
リビングから見える景色をできるだけ自然のもので統一したいということで、柱まですべてウリン材で施工させていただきました。
外観は、ルーバーの凹凸による立体感、そして影ができることによるリズム感がフェンス全体の印象を高めてくれています。
お庭の緑とウリンのブラウンが調和し、プライバシーが保ちつつ外部から見てもかっこいい素敵なお庭ができました!
三重県
株式会社 東万 様
コメント:
店舗兼ご自宅のご新築外構をプランニングさせていただきました。
個性的なデザインにしたい、とのことで、天然石の石柱と天然木ウリンの柱を使ったオリジナルの門柱をデザイン。目隠しフェンスは幅の細いウリン材を使ったフェンスにすることでナチュラルながらもスマートでモダンな印象を与えてくれます。
もともとお庭にあった井戸をそのまま使える状態にしガーデンプランに取り入れました。ウリンで特注した井戸蓋がおしゃれです。
ウリンは経年変化でシルバーグレーに色が変わっていき、年々周りの石素材となじんでいく様子も楽しめます。
MarvelEX®賞 ~お庭に彩りを加える~
銀賞 該当なし
奈良県
株式会社 松樹園 様
コメント:
デザイナーと様々なプラン打ち合わせを行い、ガラスブロックの仕様に決まりました。外から店の雰囲気が分かる様にガラスブロックで壁を完全に閉ざさないように配列しました。また店舗内はガラスブロックを床から天井近くまで積み上げ、優しく柔らかい光のコントラストが、落ち着いた店の雰囲気を作ります。照明をガラスブロックの壁面に設置し、夜のとばりで妖艶な美しさと光の輝きがオーナーが創作する美味しい料理とお酒と共に会話もより引き立てる大人のお店に仕上げました。
SDGs理材活用®賞 ~ウリン道を極める~
富山県
グランプガーデン/有限会社 新田建商 様
コメント:
すぐ隣のあぜ道が近所の犬の散歩コースになっているので何か目隠しをしてもらいたい。ついでに外でタバコを吸うとき雨にかからないような屋根もできるとうれしい。
ということでご提案したプランです。
アルミフレームで屋根を設置し、側面と正面にウリン製のルーバーフェンスを設置。完全目隠ししながらも通風を確保し、雨もかからない機能的な玄関先ができました!
三重県
株式会社 東万 様
スモールデッキ賞
神奈川県
株式会社 HealTheGarden 様
コメント:
既存天然木デッキのやり替え工事
オーバーハングすることで駐輪場を増設
既存植栽、日除けも出来ました
山口県
株式会社 羽嶋松翠園 様
コメント:
高強度のウリンデッキを高台の物干し場に
サステナブル賞
三重県
株式会社 東万 様
熊本県
株式会社 タケウチ 様
コメント:
オリジナルキッチンの木製扉が腐食した為、ウリンにて枠・扉リフォーム。これからは腐食の心配なく、安心です。
ファーミング賞
金賞 該当なし
神奈川県
特定非営利法人 里山コモンズ 様
コメント:
私たちは茅ケ崎市の北部を拠点に活動しておりますNPO法人です。当NPOは郊外住宅地に暮らす人々や地域内外の人に対して耕作放棄地・放置林を緑豊かで生物多様性に富んだ里山本来の姿に再生する活動の機会を提供し、地域の共有材(コモンズ)に育てることに関する事業を行い、豊かな里山を次世代に継承しながら地域コミュニティを育んでいくことを目的とした団体です。
今回応募させていただいたの昨年作ったウッドデッキに交通事故でやり替えることになり、その廃材を利用する形で作ったものです。
アゴラちがさきという場所は耕作放棄地が農地転用されて資材置き場になる予定の場所でした。住宅の近隣を大きな重機が行き交う地域になる予定でしたが、私を含む近隣・地域の方々の支援と茅ケ崎市の支援も有り、農地のまま残し、地域に開かれた有機栽培専用の市民農園として生まれ変わりました。
そしてアゴラちがさきの農地の半分は市民菜園として皆様にご利用いただいておりますが、残り半分はコミュニティ畑として、地域の方々と一緒に有機栽培の畑を育てていくことになりました。
こちらのコミュニティ畑でリサイクルのウリン材を使って様々な形で利用させていただいております。畑で使うものなので、傷やビス穴があったとしても何の影響もないです。寧ろリサイクル材の方が環境負荷も少ないので当団体の目指す持続的な暮らし方に合致するものとして積極的に使っていきたいと思っております。
ヴィンテージデッキ賞
三重県
株式会社 東万 様
コメント:
お庭にウリン製デッキと、目隠しにウリン材を取り入れたデザインをさせていただいたガーデン。目隠しは縦張にしたウリン材とタイル貼りの目隠し壁、プランターラックを組み合わせたオリジナルデザイン。年月が経ち、うっすらとシルバーグレーカラーになったデッキと目隠しフェンスが”自然らしさ”を感じさせてくれるお庭に育ちました。
三重県
株式会社 東万 様
コメント:
重厚感のある和の外構に似合うよう、板幅の狭いウリン材を狭いピッチで貼ったウリンフェンス。10年の年月が経ち、品のあるグレーカラーへと退色したことで、周囲の石積みの門構えにより一層なじむフェンスになりました
審査員奨励賞
神奈川県
株式会社 八甲商事/Heaven’s Garden 様
コメント:
プライベートなお庭とこだわりのヘリンボーン門柱
もともとタイルで施工予定だった門柱のヘリンボーン仕上げでしたが、ウッドデッキの計画の中で、門柱も天然木でできないか…との相談があり計画しました。
壁の厚み等制限があり部材を選ぶ必要がありましたが、綺麗に収まりました。
三重県
株式会社 東万 様
コメント:
外構リフォームのご要望をいただき、プランニング・施工させていただきました。山並みが近く、街全体も自然を感じられる土地柄の為、街の景観にもなじむような外構を意識し自然素材を多く取り入れ、またもともとから庭に育っていた立派なシンボルツリーを活かしたプランにしました。既存の門袖壁はベースのブロック積を残し、そこに上からウリン材を張り付けることで、天然木の門袖のような仕上がりに。ウリンとガビオンの組み合わせも好評でした。
熊本県
株式会社 タケウチ 様
コメント:
緑を感じれるベンチ。水との相性も良いウリンでデザインしました。またデッキ、カウンターもウリン使用。綺麗なシルバーグレーになりました。
アイデア賞
東京都
株式会社 ユニバーサル園芸社 様
コメント:
施主様はご友人、お仕事関係の知人をお招きする事が多いらしく、眺望を楽しみながら語らえるスペースをご要望されていました。当初は床面だけウリン材デッキを作成しましたが、その質感に惚れこみ、壁面にも追加2期工事を依頼されました。ベンチ下を掃除道具などを収納するスペースにし、限られた空間を極力有効活用しました。
神奈川県
株式会社 八甲商事/Heaven’s Garden 様
コメント:
植物やアウトドアな趣味の多いお施主様でしたが、庭スペースが上手く活用できておらずウッドデッキを作りたいご依頼でした。隣地がお隣さんの玄関になるため細かい高さや隙間の調整は現地で計算しながら計画しました。普段しまい込んでいたサップボードもラックを作りオープンな収納にすることで、晴れた日はすぐ海に行けるような空間にもなりました。
また今回短尺材の取り組みについてお話ししたところ、サステナブルな取り組みにお施主様も関心を持って頂き、床面は全てウリンの短尺材を使用しました。
最多応募数施工店賞
三重県
株式会社 東万 様 26作品
MarvelEX施工コンテスト2025 総評

審査委員長
有限会社エクスプランニング代表取締役
エクステリア&ガーデンアカデミー学長
一社)日本エクステリア設計協会会長
古橋宜昌
マーヴェレックス施工コンテスト2025への沢山の作品のご応募を頂きましてありがとうございました。
今年も全国から素晴らしい作品が集まり皆さんの設計、施工に関する高い技術が垣間見られ審査と言いながらも楽しく拝見させて頂きました。
ウリンという素晴らしい材料をデッキやフェンスに使って頂いたお庭の提案がメインとなりますが、どの作品を見てもウリンだけではなく植栽や自然石、照明などを組み合わせながら心地よい空間の演出が皆さん上手になってきたなと感じました。
人工木にはない本物の良さは施主様が一番理解されていることと思います。
駐車場やアプローチなどは生活をするのに必要不可欠な部分でありますが、ガーデンは無くても困らないものという方がいらっしゃいます。
しかし私は大きな間違いではないかと思います。せっかく一戸建ての住宅に住まうわけですから庭を含めた敷地全体で豊かな暮らしを楽しまなければ駄目なのです。
勿論、ただ大きなウッドデッキを作ればいいという話ではありません。
本当に大事なのはそのデッキで過ごす時間をどれだけ大切に思えるか、ずっとここに居たいと思って頂けるかが重要なのです。
稀にお金を掛けてお庭を綺麗にしてもらったけど失敗だったと後悔される方がいます。その理由をお聞きするとほとんど庭に出ない、出てもわずかな時間だけでこんなにお金を掛ける必要がなかったとお答えになります。
これは私の自論になりますがお庭にお金を掛けて良かったと思われるには庭の滞在時間をいかに伸ばすかがポイントになると考えます。
そのためにはまず安定した床が必要でこれはウッドデッキが最適です。
そして道路や隣家からの目隠しがあることで、これはウッドフェンスでカバーします。
そして適度な日差しのコントロール。これはパーゴラやオーニング、パラソル、そして緑陰樹を組み合わせることで実現します。
さらに座り心地のよいファニチャーや、夜間でもくつろげる間接照明などを配することで、心から満足して頂けるお庭空間が実現できるものと確信しています。
今回受賞された作品はどれも素晴らしいものばかりです。ぜひ今後の提案のヒントにして頂ければ幸いです。
審査講評(理材活用賞、アイデア賞)
MarvelEX施工コンテスト2026開催決定
応募期間 2026年7月1日~10月31日
応募施工 2025年11月1日~2026年10月31日竣工分まで
2026年5月頃詳細発表予定








株式会社林田順平商店 マーヴェレックス施工コンテスト
審査講評(理材活用賞、アイデア賞)
審査委員
金山 公三(京都大学 名誉教授)
神代 圭輔(京都府立大学 准教授)
渕上 佑樹(三重大学 准教授)
ウリン材などを販売する株式会社林田順平商店が2019年から始めたマーヴェレックス施工コンテストが今年で7回目となり、多くの応募作品が集まった。このことは、次の5点を主旨としたコンテストへのご理解が徐々に広がってきたことを示すと同時に環境保全への共感の広がりでもあり、喜ばしい成果だと考えられる。
*注釈1:理材活用とは、合理性のある、理にかなった活用方法のことを指す。可能な限り知恵を使い、貴重な天然資源を無駄なく有効に、かつ最適に、そして合法的に使っていくことにより、限りある地球の資源を資産として活用する取り組みである。
コンテストでは多種多様な賞が設定され、そのうちの理材活用賞について、林田順平商店が提案した「理材活用」の概念に基づき、応募者からの申請資料(写真や説明書類)を審査し、理材活用賞2点(金賞、銀賞)を選定した。また「今までに無い斬新な発想」が認められる作品をアイデア賞として2点を選定した。なお理材活用、アイデアともに優秀な応募作の場合は、理材活用を優先し重複受賞は避けることとした。今回選考された応募作品についての評価は概ね以下の通りである。
理材活用賞【金賞】(36番)
アルミフレームとウリン製のルーバーフェンスを組み合わせることにより、モダンな印象すら感じるデザインに加えて、目隠しと通風を確保する機能との両立を実現した施工例である点を高く評価した。また細やかな配慮が随所に見られることも好印象である。例えば図1のように側面と正面との交点では材料加工にひと手間加えて傾斜をつけることで繊細さを実現している。さらに図2のようにツートーンにすることでモダンな印象を引き立たせている。このアイデアは斬新であり、太陽光などの自然現象による経年変化については、ユーザーのみならず木材研究者にとっても大変興味深いものである。
欲を言えば、手が触れる可能性が高い部分(例えば図3のアルミ合金製の横架材)は、夏には熱過ぎ冬には冷た過ぎるので、人への優しさを実現するためにはウリンで表面をカバーすることが望ましい。【この件に関しては、何故アルミ合金よりもウリンが好ましいのかを『接触温冷感』の理論に基づいて広く説明することを審査員や林田順平商店が積極的に行うべきかと思われる】
理材活用賞【銀賞】(118番)
アイデア賞(43番)
アイデア賞(103番)
全て短尺材を用いた広いウッドデッキは理材活用の良い取り組みである。図7に示すようにスペースの有効活用、さらにはフェンスおよびサーフボードのラックもウリンを有効利用しており、日頃の生活に楽しさや遊びの感覚を導入する優れたアイデアであると感じた。
耐腐朽性が優れたウリンの特性を活かして図8に示す水場周辺もウリンで施工している点も、今後の利用方法の新たな指針の一つとしての期待が大きいものである。

今後への展望と期待
最後に、今後への展望と期待は次の通りである。
SDGs(持続可能な開発目標)の 17 の目標、169 のターゲットの中に「森林の持続可能な経営」、「資源利用効率の向上」などが含まれている。さらにCN2050(2050年カーボンニュートラル)、CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage、二酸化炭素回収、有効利用、貯蔵)が喫緊の課題とされ、実現に向けて政府が策定した「グリーン成長戦略」の 14 分野の中には木材産業と密接に関連した項目が含まれている。
このような背景から、木材関連産業は責務を強く意識することが望まれると同時に、産業が飛躍する絶好のチャンスでもある。その際に、経済性などの従来の価値観に加えて、「環境配慮」、「働き方改革」、「IoT(モノのインターネット)などの新たな価値基準にも十分な取り組みが求められる。
マーヴェレックス施工コンテストが今年で7回目となり、年を重ねるごとにコンテストの趣旨を踏まえた優れた応募作品が増えてきた。今回受賞した作品以外にも優れた施工例が多く認められたので、今後も、株式会社林田順平商店が主催する施工コンテストに、優秀な発想とそれを支える技術に基づく応募が多数集まり、木材関連産業を発展させ、ひいては SDGsやCN2050へも貢献することを期待する。
更に、安全性、品質安定化、そしてデジタル化などが今後は重要な課題となってくると考えられるため、従来技術の継承に加えて新しいアイデアの創出にますます知恵を絞ることを強く期待する。(以上)