ガラスブロックは、外構とインテリアの境目をやわらかくつなぐ素材です。
外構の壁や室内の間仕切りは、完全に閉じると重く見えることがあります。ガラスブロックを一部に入れると、光が入り、抜け感が生まれ、壁面の印象もやわらぎます。
ルミノグラスを検討しやすい場所
門柱、塀、袖壁、玄関まわり、店舗の壁面、室内の採光用アクセント、リビングと廊下の間仕切り、洗面まわり、階段室など。壁の中に光の通り道を作りたいときに検討しやすい素材です。
用途から選び方を考える。
ガラスブロックは、色だけで選ぶよりも、どこに入れるのか、どの程度光を通したいのか、視線をどこまで抑えたいのかで候補が変わります。
採光を重視する場所では、透明感のあるシリーズや明るい色味を中心に検討します。
道路や隣地からの視線を完全に遮るのではなく、光を残しながら見え方を整えたい場所に向いています。
外では塗り壁、石材、金属部材、植栽と組み合わせてアクセントに。室内では壁紙、木部、照明と合わせることで、光を含んだやわらかな表情をつくれます。
単独で自立させるものではないため、下地、鉄筋、目地、緩衝材、納まりを施工者と確認しておきます。
インテリアでは、光を通す“やわらかな仕切り”として使えます。
ガラスブロックは、外構だけの素材ではありません。室内に取り入れると、壁で空間を分けながらも光を残せるため、閉塞感を抑えた間仕切りや採光アクセントとして活かせます。昼は自然光を受け止め、夜は照明の光で表情が変わるため、玄関や廊下、リビング、店舗内装にも印象的な見せ場をつくれます。
暗くなりやすい玄関まわりや廊下の壁に入れると、隣室からの光をほどよく取り込み、奥行きのある印象になります。
完全に壁で区切らず、光と気配を残したい場所に向いています。視線を少しぼかしながら、空間のつながりを残せます。
水まわりや階段室では、採光・視線・清掃性・下地条件を確認しながら、壁面の一部にアクセントとして取り入れられます。
受付、カウンターまわり、サイン壁、個室との間仕切りなど、照明と組み合わせることで記憶に残る壁面をつくれます。
ガラスブロックは意匠性の高い素材ですが、単独で自立させるものではありません。室内で使う場合も、下地、固定方法、目地、緩衝材、小口の見え方、施工範囲を設計者・施工者と確認しておくと、仕上がりが安定します。
シリーズ一覧
色味、透明感、形状、見せ方の違いを、商品写真から比較できるように整理しました。
ルミノグラス 施工例外構や壁面にガラスブロックを取り入れた施工イメージを確認できます。詳細を見る
メタリックシリーズ落ち着いた反射感で、壁面に静かな個性を加えます。外構や店舗まわりのアクセントにも。詳細を見る
エレガンスシリーズ色をはっきり見せたい場所に向いたシリーズです。詳細を見る
クリアーⅡシリーズ透明感を残しながら、光をやわらかく通します。詳細を見る
クリアーⅠシリーズガラスらしい軽さを出しやすい定番の印象です。詳細を見る
100シリーズ小ぶりな面積でも色と光を入れやすいシリーズです。詳細を見る
クリスタルシリーズ涼しげな色味で、外構に明るい印象を足します。詳細を見る
コーナーシリーズ角の納まりまでガラスで見せたいときの選択肢です。詳細を見る
クリスタルクリアーシリーズ透明感を活かし、すっきりした印象にまとめます。詳細を見る
グラデーションシリーズ見る角度や光で表情が変わるシリーズです。詳細を見る
ヘミングシリーズ縁の色味を活かして、面に奥行きを出します。詳細を見る
ブライトシリーズ明るく澄んだ印象で、空間に軽さを出します。詳細を見る
ブライトシリーズ[1面小口化粧・2面小口化粧]小口が見える納まりに配慮したタイプです。端部が見える壁面や間仕切りで、仕上がりの見え方まで整えたい場合に。詳細を見る
ウェービーアイランドシリーズゆらぎのある表情で、光の見え方に変化をつけます。詳細を見る
ベネチアン ガラスブリックレンガのような割り付けで、壁面にリズムを作ります。一般的な正方形のガラスブロックとは違う見せ方をしたい場所に。詳細を見る
ガラスブロック ネーミングサービス名前やロゴを入れた、記念性のある使い方ができます。詳細を見る
取扱製品について使用上の注意、製品の特徴、施工時に確認したい内容をまとめています。詳細を見る
門柱や塀の一部に入れるだけで、壁面の重さが変わります。
ガラスブロックは、壁全体を主役にする素材ではなく、光や色を少しだけ差し込むことで空間の印象を整える素材です。植栽、塗り壁、石材、金属部材と組み合わせると、外構全体の表情に奥行きが出ます。
一方で、単独で置くものではありません。躯体や下地、鉄筋、目地、緩衝材など、施工条件を整えて取り付ける必要があります。

室内では、壁で仕切りながら光の気配を残せます。
インテリアでガラスブロックを使う魅力は、空間を完全に閉じきらないことです。玄関と廊下、リビングと洗面まわり、店舗の客席とバックヤードなど、視線を少し抑えたい場所でも、光を通すことで圧迫感をやわらげられます。
透明感のあるシリーズは軽やかに、色のあるシリーズは照明と合わせて印象的に。外から見せる素材としてだけでなく、室内の壁面に“光の表情”をつくる素材としても検討できます。
施工前に確認しておきたいこと
ガラスブロックは見た目の印象が強い素材ですが、取り付け方や使用場所を間違えると、仕上がりや安全性に影響します。
他の材料と固定せず、ガラスブロックだけで使うことは避けてください。施工場所に合わせて下地や固定方法を確認します。
ガラスブロック内部は中空のため、床面での使用は避けてください。壁面や間仕切りなど、用途に合った場所で検討します。
商品写真と実物の色味が若干異なる場合があります。また、設置環境によって内部表面結露、気泡、細かな傷、軽微な歪みが見られる場合があります。
海外提携企業からの輸入品のため、欠品時は納期に注意が必要です。数量、納品先、施工時期は早めに整理しておくと安心です。
弊社取扱いのガラスブロックは、日本工業規格「JIS5212-1993」適合品ではありません。連続して使用する場合や構造・強度に関わる場所では、設計者・施工者と施工条件を確認してください。
よくある確認事項
検討段階で迷いやすい内容をまとめました。
ガラスブロックは床に使えますか?
床面での使用は避けてください。内部が中空のガラス製品のため、壁面や間仕切りなど用途に合った場所で検討します。
ガラスブロックだけで自立させることはできますか?
ガラスブロック単独での使用は避けてください。コンクリートブロックや鉄筋、目地、緩衝材など、施工場所に合わせた固定が必要です。
写真と実物の色は同じですか?
紙面やWebで見る色と実物の色味は若干異なる場合があります。色を重視する場合は、事前に確認しながら選ぶことをおすすめします。
インテリアにも使えますか?
室内の間仕切りや採光アクセントとしても検討できます。玄関、廊下、リビング、洗面まわり、店舗内装などで、光を通しながら視線をやわらげたい場所に向いています。ただし、下地や固定方法、目地、緩衝材などの施工条件は事前に確認してください。
屋外でも使えますか?
外構で使うことはできますが、設置場所、固定方法、雨がかり、日射、寒冷地条件などを踏まえて検討してください。施工可否は現場条件により変わります。
ガラスブロックの見え方は、場所と組み合わせで変わります。
門柱の一部に使うのか、室内の間仕切りに入れるのか、色を見せるのか、光を通すことを優先するのか。外構でもインテリアでも、用途や施工条件が分かると、候補となるシリーズを絞りやすくなります。