MarvelEX 施工コンテスト2022 受賞作品

部門紹介

最優秀賞	全作品中1作品
ウリンデッキのあるお庭の風景賞　住居部門	金賞　銀賞　銅賞
ウリンデッキのあるお庭の風景賞　非住居部門	金賞　銀賞　銅賞
ウリンフェンスのあるお庭の風景賞	金賞　銀賞　銅賞
MarvelEX®賞	金賞　銀賞　銅賞（該当なし）
SDGs理材活用®賞	金賞　銀賞　銅賞
審査員奨励賞	４作品
アイデア賞	4作品
ウリン維新賞	3作品
最多応募施工店賞	施工店様１店舗
最多応募販売代理店賞	販売代理店様１店舗

鹿児島県

鹿児島大学水産学部　技術職員　谷様

コメント：船舶の固定や、漁網などに使う太いロープを編む際に使う道具で本来はステンレス製のものが多いです。昔はカジキの鼻の骨などを加工して作られていました。大学の魚礁実験で余った端材を加工して作らせていただき、知り合いの漁師さんや乗船実習や授業で使用させていただき軽く頑丈だと評判をいただいています。

東京都

ベルート様

コメント：

キンモクセイやトキワマンサクなど放置すると大きくなりすぎて手に負えなくなる樹木があり、雑草取り等の庭の維持管理に手を焼いておりました。庭を有効活用するために記念樹の杏の木と桃の木を残し庭全体をウットデッキにしたアウトドアリビングを提案しました。既存の散水栓や外部電源をデッキの中に移設し排水管を設けてガーデンシンク設置し使いやすさを追求しました。かなり大掛かりな工事になり、使う木材も多いので腐らずメンテナンスの要らないウリン材をご提案しました。

神奈川県

株式会社八甲商事/Heaven’s Garden 様

コメント：風光明媚な鎌倉市稲村ヶ崎海岸。その海岸道路国道134号線に面した場所にここにしかないリゾート施設を作りたい。オーナーのそんな想いからこのプロジェクトは始まりました。『単にカッコいいとかじゃない。ここにしかない、ランドマーク的な空間を作りたい』そんな御要望を仰っていただいたのはオーナーの髙橋雅也様。AVメーカー、ソフトオンデマンドの元代表取締役で農家レストラン事業を展開する国立ファームの代表取締役でも有る方です。聞けば建物はすでに契約済みでヘーベルハウスの白い四角い建物が2つ建つそう。ただそれが建つだけではリゾート施設とはなりづらく、エクステリア、ガーデンの力でそれに見合った施設にしてほしいとの事でした。長きにわたるヒアリングの末、最初にご提案したのは『橋』でした。2棟の民泊の間にあるバスケットコート。それを眺め、応援するため、そして道ゆく人も楽しんでもらえるように、橋には双眼鏡を設置。その上から相模湾に入る鯨を探してもらい、見つけられた人には宿泊券を贈る。そんな楽しみがたくさん詰まったお客様と施設と待ちの人を繋ぐ為のウリンの橋。これを軸にプランが進んでいきました。『自然に溶けこむ施設にしたい』そんな要望もあり、カーポートスペース、西棟アプローチはウリン板張り仕上。当然、強度にも配慮してウリンの下地にはドライテックコンクリートを使用。フラット施工でも水などの心配のない施工になりました。また海沿いのエリアでもウリンでしたら安心して使っていただけます。併せて非常にインパクトの強い施設だからこそ、短尺材を使って欲しい、とお願いをして、髙橋様にも快諾いただけたので殆どの材料は林田順平商店さんの理材を使わせていただきました。バスケットコートもペインティングしてあるので、ぱっと見はわかりませんが全てウリン材を使用。四角いウリンの箱を組み合わせた階段は登るだけで楽しい気持ちに。子ども心をくすぐる階段になりました。道ゆく人が足を止め、眺めてから写真を撮っていく場所になりました。これとは別にフォトスポットとして美髪の椅子を設置。こちらも好評をいただいております。西棟の流木のフレームの芯材にもウリンを使用。有機的なフォルムが人工的な建物と海沿いの風景を調和させながら、個性を放っています。この流木は稲村ヶ崎の海岸で水揚げされたもの(それを私がひたすら日々、拾っていました（笑）)まさに地産地消のエクステリアとなりました。屋上ガーデンには全面ウリンデッキで板張り仕上を施し、裸足でも心地よく過ごせる場所に。バーベキューテーブル、パーゴラフレーム、ジャグジーカバーも全てウリンで作成しました。夜は美しくライトアップされ正に稲村ヶ崎の新しいランドマークとなったと思います。自然に溶け込みながら、ランドマークとなれるような施設を、そして宿泊される方だけでなく、道行く方にも楽しんでいただきたい。そんなオーナーの想いの詰まったエクステリアとなりました。橋にはじまったサードハウスプロジェクト。人と人とを繋ぐ施設の象徴です。

東京都

株式会社ユニバーサル園芸社様

コメント：店舗販売の取扱商品数が増加しているので、お庭リフォーム等の打合せスペースを新設屋外コンテナハウスに移動し、青空下でも打合せの出来るウリンデッキを設置。屋外植栽販売エリア雰囲気を守る為に、ウリンフェンスを外周に設置し一体感を創造した。コンテナハウスとの高さ合わせに苦労したが、綺麗に納めることが出来た。また、補足材残りと端材を使ってプランターも作り、納品して頂いた材料を100％綺麗に使い切れたのも、材料を大切に扱う林田順平商店様の意向に添えて良かった。

神奈川県

株式会社Heal The Garden 様

コメント：以前は掃出し窓の外に、目隠しとなるものが何もない状態でした。ご近所で施工したウリンのルーバーフェンスを気に入ってくださり採用を決定。出づらかった段差は、デッキで解消し、気になっていた目線はルーバーフェンスでカット。感じていた不便さを解消することができました。ルーバーフェンスは、職人の腕の見せどころ。何度も確認を重ねて出来上がったフェンスです。

富山県

有限会社新田建商/グランプガーデン様

コメント：玄関先に雨風をしのげる風除室、玄関を開けた時、中まで見通せないよう目隠し、ポスト受け、宅配ボックス、表札、そして趣味の薪ストーブの為の薪棚。これらの機能を全て詰め込みました。ただアルミ材を使うだけでは変化がないので、ウリン材を組み合わせてアウトドア好きなお施主様のライフスタイルも表現してみました。宅配ボックス周りのウリン材は短尺材が活躍してくれています。

神奈川県

株式会社木村植物園様

コメント：設置場所の行政の建築規制があり、それに対応できるトレーラータイプのサウナを企画しました。そのことが結果として今後の様々なシーンでの活用を広げる物に仕上げることが出来た。デザイン面では天然木のサウナに有った素材でトレーラーを作りたい。長期的な木材の経年劣化にも風合いが合う天然木で。そこでサウナの重さ対応に求められる耐荷重や長期間の劣化への耐久性が有る素材として、実績のあるウリン材の選択をしました。

審査委員長
有限会社エクスプランニング代表取締役
エクステリア＆ガーデンアカデミー学長
一社）日本エクステリア設計協会会長
古橋宜昌

今年もMarvelEX施工コンテストへ全国から沢山のご応募を頂きまして誠にありがとうございました。

コロナ禍のなか旅行や出張が制限されたり、在宅勤務の方も増えており自宅に居る時間が増えることに伴いお庭をもっと綺麗に、そして使いやすくしたいと考える方が全国的に増えています。その結果、エクステリアやガーデンの設計工事をメインとされている専門店の皆様は忙しい日々を送られていることでしょう。

一方、新築物件に対する平屋の割合もここ数年で一気に増加してきており、一昔前は高齢者の住む住宅と思われていた平屋も最近では若い方が好んで住まわれる様になって参りました。

そこで今注目されているのがウッドデッキなのです。お庭のリフォームでご要望が多い手入れの楽な庭、室内からの出入りが楽な庭、外で食事が出来る庭には必ずウッドデッキが必要になります。平屋の住宅においても室内と庭の繋がりを大切にしたい方が多いので当然ウッドデッキは必要不可欠になります。そして道路や隣家からの目隠しもマストアイテムとなりデッキと同じ素材であるウリンをつかった目隠しフェンスも積極的に提案する方々が増えております。

今回のコンテストの入選作品をご覧になればお分かりになると思いますが、狭かったり高低差があるような厳しい現場条件においても、専門店の皆さんの高い設計力と施工技術により素晴らしい空間へと生まれ変わった事例が沢山あります。

ウリンは建築資材になるまでに200年掛かると言われているとても貴重な資源です。工場で大量に生産できるものには無い独特の風合いも魅力です。そのことを一人でも多くの皆さんにご理解頂き、次回のコンテストにも多くの作品が集まることを心より楽しみにしております。

応募期間　2023年7月1日～10月31日
応募施工　2023年11月1日～2023年10月31日竣工分まで

各賞紹介

最優秀賞	全作品の中から1点
ウリンデッキのあるお庭の風景賞　住居部門	金賞、銀賞、銅賞
ウリンデッキのあるお庭の風景賞　非住居部門	金賞、銀賞、銅賞
ウリンフェンスのあるお庭の風景賞	金賞、銀賞、銅賞
MarvelEX賞	金賞１点、銀賞２点、銅賞２点
SDGs理材活用賞	金賞１点、銀賞２点、銅賞２点
ウリン維新賞	１～３点
最多応募数販売代理店賞	１点
最多応募数施工店賞	１点

＊MarvelEX賞はウリン以外の弊社直輸入商材　（ガラスブロック・ロートアイアン・スペインタイル)を内装・外構に使用した施工例